パラニューロンについては“腸の自動能”を理解すると分かりやすいと思います。

 腸の中に食物が入ると、化学センサーが内容物の情報を感知し、その情報が胃、膵臓、肝臓、胆嚢などに伝えられ、必要な酵素が分泌されるなどの反応を引き起こします。同時に腸のぜん動運動によって内容物が運ばれていきます。

 このような腸の働きは中枢とは完全に独立しており、たとえ脳死や植物人間になったとしても、この機能は維持されるそうです。

 これを「腸の自動能」と言います。

 解剖学者の藤田恒夫氏は、自著『腸は考える』(岩波新書)の中でこの用語を紹介しています。

 パラニューロンという概念は、1975年に当時の新潟大学の解剖学研究室に所属していた藤田氏らによって提唱されたもので、“ある共通した機能を持った細胞群”の総称です。

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