関節7つの精密機能(目次)
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➡関節1)応力を分散させる免震機能-関節包内運動-
➡関節2)振動を吸収する制震機能-脳を守る骨格ダンパー-
➡関節3)衝撃をブロックする断震機能-関節内圧変動システム-
➡関節4)関節軟骨の神秘-“知的衝撃吸収”機能-
➡関節5)関節軟骨の神秘-驚異の摩擦係数-
➡関節6)潤滑オイルの自動交換システム-滑膜B型細胞の“受容分泌吸収”機能-
➡関節7)関節受容器によるフィードフォワード制御
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番外編
➡関節は振動エネルギーを熱エネルギーに変える変換装置!?
➡膝関節の内圧は陽圧?陰圧?

 
 こちらの記事「関節.2)振動を吸収する制震機能-脳を守る骨格ダンパー-」で、積水ハウス(株)の制震装置を例に挙げてヒトの脊柱骨盤に対する斬新な構造理論を紹介しました…。

 ここから先は筆者の想像ですが…。

 もしかすると靭帯や関節包すなわち関節は、シーカスと同じように振動エネルギーを熱エネルギーに変換する働きを持っているのではないか。

 そしてその熱エネルギーは関節自体の生理活性(後に述べる関節液の新陳代謝など)に使われ、余剰分の熱は関節内にある水(関節液)で冷やされ、組織の過熱を防いでいるのではないか。

 つまり関節液は潤滑以外にも冷却という機能も兼ねているのではないか。

 生体組織の中で機械的に摩擦熱を発生させる場所には必ず“冷却水”が配備されているのではないか。

 そうだとすると関節近傍にある“滑液包”も摩擦熱を吸収するための冷却装置と考えられるのではないか。

 摩擦熱とは関係ないが、脳脊髄液の役割も従来言われている“神経を守るクッション”や“栄養供給”等のほか“冷却機能”というのもあり得るのではないか。

 とくに脳は熱に弱い組織と言われており、低体温時には脳脊髄液量が減少し、高体温時には増加することが分かっている。「低体温で量が減るのは冷却効果を弱めるためであり、高体温で増えるのは冷却機能を強めるため」と説明することができるのではないか。

 こう考えると“脳脊髄液による冷却効果”というのはあながち的外れとは言い切れないような気もするが…。

 私にとってそんな想像を掻き立てられるきっかけとなったのが、テレビCMで目にした“シーカス”でした。

関節7つの精密機能(目次)
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➡関節1)応力を分散させる免震機能-関節包内運動-
➡関節2)振動を吸収する制震機能-脳を守る骨格ダンパー-
➡関節3)衝撃をブロックする断震機能-関節内圧変動システム-
➡関節4)関節軟骨の神秘-“知的衝撃吸収”機能-
➡関節5)関節軟骨の神秘-驚異の摩擦係数-
➡関節6)潤滑オイルの自動交換システム-滑膜B型細胞の“受容分泌吸収”機能-
➡関節7)関節受容器によるフィードフォワード制御
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番外編
➡関節は振動エネルギーを熱エネルギーに変える変換装置!?
➡膝関節の内圧は陽圧?陰圧?