フォーラムへの返信

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  • 返信先:・妻が帯状疱疹になって今も…#5369
    あっくん
    キーマスター

    そもそも脳疲労という言葉を使用する意図としまして、一般の方、患者さん向けに分かりやすい用語で伝えるためというのがあります。
    医学的な専門用語としてはあくまでも脳代謝機能不全です(近いうちに造語一覧に追加する予定です。以前まで脳代謝バランスの失調という表現を使っていましたが今後はこれに統一します)。
    ところが現状、脳疲労という用語を掲げるグループがいくつか存在し、それぞれに異なる解釈、理論を展開しています。
    私が提起する脳代謝機能不全は大きく分けて2つの要素から成っており、ヒトの脳をパソコンに譬えてソフトの問題とハードの問題に分けています。
    前者は主にデフォルトモードネットワークに象徴される同期性広域ネットワークの問題であり、後者はグリンパティック系に象徴されるグリア細胞の問題です。
    これらによるブレノスタシス(脳独自のホメオスタシス)の機能不全という解釈です。
    帯状疱疹にせよ、新型コロナにせよ、免疫応答の個体差によってブレノスタシスに与える影響は異なりますが、おそらく多くのヒトが一時的に脳代謝機能不全を引き起こします。
    味覚や嗅覚の障害はその分かりやすい例です。
    感染による炎症が消退すると、それに伴って脳代謝機能不全も収束しますが、ここにも個体差があって、すっきり収束というヒトもあれば、そうならないヒトもいます。
    新型コロナの場合、これが収束しないヒトではブレインフォグが生じやすくなります。
    帯状疱疹でもまったく同じメカニズムであり、痛みや倦怠感や食欲不振等々いろいろな症状で出ますが、ほとんど脳代謝機能不全に因るものだというのが私の考えです。
    ハイブリッドペインの可能性もあるとは思いますが、ハードペインの性質上そんなに多くはないと考えています。
    もちろん100%立証は困難な領域ですので、あくまでも私の臨床経験値に基づく主観です。すみません、長々と書いておいて、結局曖昧な回答になってしまいました…。

    あっくん
    キーマスター

    凄いデジャブ―!以前どこかでまったく同じ質問を受けたような…。
    今回のご質問に対する返答はアウトプットに相応のエネルギーが必要なので、少しお待ちいただけますでしょうか。数日前から体調がヤバいことになってまして…。恢復したら速攻で返信させていただきます。すみません…。

    あっくん
    キーマスター

    ご指摘いただいた記事はおそらく三上クリニカルラボの旧サイトにあったものだと思います。
    以前から気になっていた案件でして、強烈に背中を押された感じです…。
    取り急ぎ復旧させましたのでご活用ください。
    このたびはありがとうございました。

    ミラーセラピー&ミラータッチング(触視覚統合法)

    返信先:・脊椎圧迫骨折について#5357
    あっくん
    キーマスター

     医学の成書を書き換えねばならないという私のスタンスの原点の一つに脊椎圧迫骨折があります。
     結論から申し上げて、圧迫骨折(椎体の圧潰)イコール「ハードペイン」ではありません。
     高所からの転落での急性圧迫骨折も同様で、椎体の圧潰は痛みの主原因になり得ません。 
     にわかには信じ難い話だとは思いますが、脊椎への急性外傷におけるハードペインの主因は椎体由来ではなく、その他の脊椎構造の損壊(椎間関節や靭帯等)にあります。
     椎体の圧潰そのものがハードペインとして患者に苦痛をもたらすケースは意想外に…、実際は本当に僅少なんです。
     X線画像と臨床所見の相関について、整形勤務時代に私は静的時間軸による解析と動的時間軸による解析を10年近く続けましたが、その結果X線上の圧迫骨折所見の強さ(重症度)と患者の訴え(痛みの強さ)がまったく相関しないこと、無症状の陳旧例と急性外傷の新鮮例の両者のあいだに画像上明らかな違いがないことが分かりました。
     残念ながら日本の整形の多くが依然として静的時間軸での診断オンリーなので、いつまでたっても診断哲学の変革が起こりません…。
    そもそもの話、長管骨と椎体では、単位面積あたりに占める皮質と海綿骨の比重が異なっており、皮質に侵入する血管や神経の構成も違います。
     長管骨での皮質破綻つまり骨折と、椎体での皮質破綻とでは、ハードペイン醸成に関わるデバイス応答がそもそも同じではないんです。
     私に言わせれば、椎体以外の構造性ハードペインを出している生体、あるいはソフトペインを出している生体にたまたま椎体の圧潰が見つかると、「圧迫骨折」と診断されてしまうというのが真相であり、高齢者は軽い尻もちでも圧迫骨折云々というのは大きな間違いです。  
     そのほとんどは椎体以外の構造因子によるハードペインまたはソフトペインです。 
     ハードペインというものは医学の常識よりはるかに短い時間で収束します(自らの足を骨折させる人体実験で実証済み)ので、臨床上問題となってくるケースでは間違いなくソフトペインがターゲットになります。
     さて、今回お父様に何が起きているのか?
     激しい腰痛、そしてその後も消えない痛み、さらに腹痛まで…、これらの現象はこれまで私が主張しているとおり、まさしくうつ病や認知症を回避する役割…。
     今、お父様の脳は必死に戦っている可能性があります。うつや認知症を防ぐために、脳が自ら痛みを出し続けているという解釈です。
     仮にソフトペインでなかったとしても、私の見方が間違っていて本当にハードペインだったとしても、痛みという感覚情報はそれ自体が脳に大きなインパクトをもたらし、実際に危機回避をもたらします。
     年単位に及ぶ痛みは脳の構造にネガティブな変化(萎縮などの変性)を起こす場面もありますが、短期的に強い痛みはポジティブな変化すなわち脳可塑性を誘発して、脳内環境を回復させることがあります。
     夜中に足やふくらはぎがつる現象(こむらがえり)がその最たるもので、あの激痛によって脳疲労が解消されるわけです。
     脳疲労に起因する明確なサイン(痛み)を出すことができない高齢者は、「キラー脳疲労」が水面下でどんどん進行し続けて、昨今報道されているような「ぺダルの踏み間違いや逆走」をしてしまうか、重症寝たきりのうつ病になるか、認知症ど真ん中を突き進むかのいずれかの末路をたどります。
     たまたま他の何らかの病気によって入院加療という形になると、そういう流れがマスキングされて見えづらくなっているだけで、実際には脳疲労の進行具合というものが様々な疾患の陰に隠れているというのが私の見方です。  
     以上の視点を踏まえ、「圧迫骨折だから安静に」という流れをいかに回避するかが一番重要です。
     本人に「骨の問題ではない」ことをきちんと理解してもらい(現状どの程度の理解力をお持ちなのか分かりませんが)とにかく、腰痛の原因が構造的なものでないことを分かってもらうことです。 
     そのうえで、最近のデイサービスで何があったのか、あるいは家庭内、あるいは周囲との関係性、コロナの問題等々本人がどのような思いを抱いているのか徹底して心の内実の扉をノックし続けることが肝要です。  
     場合によってはお母さまから聞いていただいたり、デイサービスの関係者から聞いたり、とにかく本人のメンタルにどんな変化が起きていたのかを知る必要があります。
     もし今のお父様が脳疲労のサインを全く出せなかったなら、つまり痛みやその他の体調変化を露わにできなかったら、そちらのほうがよほど危ないことになっていたというのが私の解釈です。 
     いずれにしても、お父様を直接診察しているわけでもなく、極めて限られた情報からの、私の一方的な推測ですので、何かヒントになるものがあったら、それをご活用いただいてあとはご自身の感覚を最優先になさってください。 
     ご家族皆様のご自愛をお祈りしております。

    返信先:・humi-qqさんの投稿を見て私も…#5356
    あっくん
    キーマスター

    本当に仰るとおりで返す言葉もごぜいません…。
    私自身ここまで遅れてしまうとは夢にも思ってませんでした。
    当初は記事をコピペして、新しいサイトに埋め込むだけだから、数日もあれば現状回復できるだろうと高を括っていたのですが、実際にはじめてみたら想定外の問題が次から次へと…。
    言い訳は見苦しいのでこれ以上申し上げることは慎みます。
    今は会員皆様の声を真摯に受け止め、そしてこれを糧にして未来を拓く原動力とさせていただければと…。
    「避暑地の猫」も近々にUPしたいと思っております。
    このたびは貴重なご意見ありがとうございました。
    引き続きよろしくお願い致します。<(_ _)>

    返信先:・妻が帯状疱疹になって今も…#5355
    あっくん
    キーマスター

     私の臨床ルーチンとして、帯状疱疹も例外に漏れず、濃厚な問診傾聴を欠かさず行っていますが、その9割以上にメンタルダメージの先行を認めます。
     つまり発症がストレスになるのではなく、以前から心身環境因子の問題を抱えている生体が、臨界点を超えたときに発症するという時間系列です。
     ですので、教科書的な説明(ストレスによる免疫機能の低下が眠っていたウィルスを再活性化させる)は概ね正しいと言えます。
     しかし、痛みの原因診断とくに帯状疱疹後神経痛(PHN)に関しては、教科書の記述は誤りです。
     PHNの正体は神経痛というハードペインではなく、脳疲労に起因するソフトペインです。
     コロナ後遺症に見られる様々な痛みについても同様にソフトペインです。
     ウィルス感染は、その種類によっては脳のグリンパティック系にダメージを与え、この自律的回復が阻害されるケースがあります。
     グリア細胞由来の脳代謝不全は、現在のバイオマーカーや画像検査では既視化することができないので、原因不明とされてしまうわけですが、今後私が主張する脳疲労の概念(脳代謝機能不全)が科学的に立証されれば、PHNやコロナ後遺症といった類の病態が脳のエネルギー代謝の次元で説明されるはずです。
     もちろん酸化ストレスやミトコンドリアや神経炎症等々、いろいろな表現で説明されることになるでしょうけれども、よりマクロな視点での解釈は、脳全体のエネルギーバランスが崩れた状態すなわち脳疲労が根底にあるという解釈です(脳エネルギーバランスを司る主役がグリア細胞)。
     帯状疱疹においてはその治療プロセス(安静、点滴、入院等)において、脳疲労が解消される幸運な展開であれば、そのまますっきり治まるわけですが、奥様の場合、残念ながら脳疲労が解消し切れずに続いている状態だというのが私の見解です。
     これが正しいとすれば、今の奥様にとって最優先すべきは脳疲労の解消ですので、長崎に行くことが精神的なリフレッシュすなわち脳疲労の解消に繋がるのか、それともかえって気を遣って疲れる可能性があるのか、そういった視点が重要です。
     そもそも奥様の気持ちとして、長崎に行きたいのか、行きたくないのか、といった無意識に近い真の感情も気になるとことです。
     もし本心として本当に行きたいと願っているけれども、今の体調ではむつかしいと感じているなら、「PHNの正体は肉体的な後遺症ではなく、あくまでも脳疲労に因るものだから、気分転換を図って遠出するのも悪くない、いや、むしろそれによって回復が促されるかもしれないよ」と説明してあげるという手もありますし、奥様の真情が「行きたくない」のであれば、「今回は中止しよう」と言ってあげることが回復を後押しするかもしれません(夫の実家に行くというプレッシャーから解放される可能性)。
     いずれにせよ奥様の脳が真に喜び、報酬系が刺激され、心の底からの安堵感や安らぎといった感情が賦活される状況を作ることが何よりも大切だと思います。

    • この返信は1週、 2日前にあっくんが編集しました。
    • この返信は1週、 2日前にあっくんが編集しました。
    返信先:・健康サプリについて#5297
    あっくん
    キーマスター

     こちらこそ先日はありがとうございました。SODや健康サプリに関しての私の見解は以下のとおりです。
     脳疲労における細胞の酸化ストレス説をはじめ、昨今、活性酸素病因論は科学的根拠やらエビデンスやらと、もっともらしい論説を掲げて、とくに食品業界でたいへんな活況を呈しています。
     サプリをはじめ健康食品の類は、素材、原料中の有効成分を抽出して粉末やタブレットに加工するものがほとんどですが、有効成分自体を特定する過程においては動物実験の成果を前提にして結論が導き出されます。
     動物実験の結果を人間にそのまま当てはめていいのかというそもそもの疑問もさることながら、人が体内に摂りこむ食物というものは一物全体の理念、原則のとおり、自然のまま摂取することが“自然な営み”であり、いまだ科学で解明し切れない奥深い食のバランスがそこに秘められているのだと、自然農法を実践している多くの人たちが感じています。私もその視点には大いに共感するものがあります。
     百歩譲って、たとえ有効成分の特定が正しかったとしても、それのみを抽出して加工する過程-そのほとんどで石油溶剤や添加物による化学的処理が加えられている-(薬の副作用もこうした課程の添加物が引き起こしているケースが多い)に大きな問題が隠れており、したがってサプリや錠剤といった類のものは私個人は一切口にしません。
     以上の観点から、健康食品関連に高いお金を出すくらいなら、平素から和食の核心を成す「まごわやさしいhttps://macaro-ni.jp/46060」食生活を実践すれば、それが一番自然な活性酸素除去になるわけで、そもそも薬やサプリに頼らないで済む食生活、食事療法の知恵、知識を得ることのほうがはるかに大切なことだと思います。
     ということを前提にして、具体的に目の前の患者にアドバイスするときはその患者が薬信者、サプリ信者なのかどうかをはじめに見極めた上で、相手が信者なら、否定はせず、ただし何事も「効果のほどには個人差がある、相性がある云々」を伝えて、「まあ、とにかく結果がすべてですよね、なんでも試してみて、身体の声を聞いて、自分の身体が喜んでいると感じたなら、それを続ければいいですし、結果が伴わないようなら相性が良くないのだなということで中止すればいいんじゃないですか」と話します。
     薬信者でもなく、サプリ信者でもない相手に対しては、健康食品の裏の事実(先ほどの内容)を伝えて、健康グッズや健康食品などというものはプラセボ効果の比率が高いと言われているので、つまり信じる者は救われる世界に近いですから、あなたが「それがいい」と深く信じて、それによってあなたの中の安心スイッチが入るならお金をかける意味はあると思います。
     でも、そういうスイッチが入らないようでしたら、お金をかける意味(費用対効果)は低いですよと話して、具体的な食事のアドバイス(油の問題、添加物の害、小麦や乳製品の害、血糖値スパイクの問題、発酵食品や食物繊維の重要性、いきなり炭水化物を摂らないように心がける食事の順番などなど)を行います。
     私はだいたいこのような感じで患者に説明しています。

    • この返信は1週、 6日前にあっくんが編集しました。
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    あっくん
    キーマスター

     貴重なご意見ありがとうございます。 
    ホワイトボードの旧記事復活につきましては遅々として進捗せず…、誠に申し訳なく思っております。 
    記事が書かれた当時の情報ソースやその後の認知科学の知見等を鑑みまして、記事への追加補足等のリライトに手間取っており、当初の想定よりだいぶ遅れております。
    今後とも鋭意努力してまいりますので何卒ご容赦ください。 

    ですが、そのように待ち望んでおられる方の声を聴くことができて、正直勇気づけられる思い…、とても励みになりました。今後ともよろしくお願いします。

    • この返信は2週前にあっくんが編集しました。
    • この返信は1週、 6日前にあっくんが編集しました。
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