特別講演『DMNチャネル仮説と痛みとうつ病の関係-激痛発作から認知症に至るまであらゆる心身の不調の陰に“感情の閉塞(情動出力不全)”があった!?-

≪デフォルトモードネットワーク(DMN)に関する自説の更なる深化(痛みの真の存在理由)≫

 熱に弱い臓器“脳”は血流の偏りに敏感に反応することで脳全体の代謝バランス引いてはヒートバランスを一定に保つ働きがあり、DMNはこれに間接的(結果的に)関与している可能性がある。さらに無意識下で生まれる感情(情動反応)を意識に上げる際(感情表出)の情報伝達、すなわち“情動出力”にも深く関わっているのではないか…。

 DMNが無意識と意識を繋ぐ接続回路のように、すなわち離れたネットワーク同士の結びつきをコントロールするチャネルのごとき役目を果すことで、無意識下の感情が意識に上るのではないか。このとき或る理由により情動チャネルが開かない-情動出力不全に陥る-と、代替感情を意識に上げるべく別のチャネルが開いてしまう。これこそがまさしくソフトペインであろうという新たな仮説。

 多くの症例が物語る自説の根拠(記憶障害を呈して引きこもりになった情動出力不全の少年、うつ病患者に見られる典型的な情動出力不全、CRPS(RSD)のほぼ全症例に見られる情動出力不全)。

 情動出力不全は閉塞感情と言い換えることができる。「腰痛は怒りである」をより正確に表現すると「閉塞感情がもたらす代替感情が“痛み”」であり、自説を裏づけるCRPS(RSD)観察日記(家族に発症した重症例との日常を綴った記録ノート)を公開。実際の臨床と本仮説の整合性に迫る。

基調講演『ソフト論(DMN仮説)からハード論を読み解く』

 トリガーポイント刺激や筋膜リリースや隙間ブロック等によって筋膜の緊張レベルが変化したり、AKA博田法によって関節軟部組織の緊張レベルが変化すると、 こうした肉体レベルの情報変化が無意識下で処理される。

 こうした処理の実行に伴う神経回路の血流増加をDMNが感知すると、DMNがその回路を意識へ繋ぐ(信号伝達のチャネルを開く)ことで 同回路のチャネルが開くと同時に痛み回路のチャネルが閉じる。DMNというネットワーク全体の血流は一定であり、局所の血流が増える(チャネルが開く)と、他領域の血流が減る(チャネルが閉じる) からである。これにより痛みの消失という変化を意識が捉えることになる。

 カウンセリングやタッチセラピー等で痛みが消える人たちは全世界において莫大な数に上るが、 こうした人々はそもそも筋膜や関節包内運動といったハードへの介入を一切受けていない。 Nスぺで紹介された腰痛解説ビデオを観るだけで痛みが消えた人々、 認知行動療法で痛みが消える人々も同様である。

 脳へアクセスするためのインターフェースや介入法が違えども、最終的に脳の情動出力の正常化(無意識下の安心スイッチON)に繋がりさえすれば痛みは消える。その最たる現象はプラセボ効果と呼ばれるわけだが、DMNは意識と無意識を繋ぐネットワークチャネルであると同時に、情動出力レベルのデフォルト効果(情動出力の異常なボリューム設定を初期値に戻す効果)をも包含している可能性がある。

BFI基本理論概説、基本テクニック実技指導および実技演習

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※上の写真はCRPS(RSD)重症例に対するBFI 新技術の効果

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